こんにちは Jay Channelです。
今日もオランダからの投稿です。
冬のオランダは日照時間が短く、今は9-16時の間しか日が出ていません。
太陽が燦燦とすることもないので、冬鬱になる人も多く、機械で人口の光を浴びている方もいるそうです。
さて、本日は資産運用に関しての記事を書きます。
銀行に現金を預けていてもお金が増えない現代・・・
お金が増えない中でも、消費増税、年金受給開始の延長など、支出増と収入減が世の中の流れです。
そんな時代だからこそ少しでもリスクをとって資産運用をすることで、自分の将来を守っていく必要があります。
お金にお金を稼いでもらう仕組みを作ることで、将来的に金銭面で余裕を持って生活できるように準備をしましょう!
この記事では初心者の方でも容易に始められるインデックス投資の基礎知識に関して説明します。
投資って何? 投資を始めたいけど何から動いていいかわからない?
という読者の方の悩みを解決します!
この記事は10分で読めます。
お金を銀行に預けていても増えない現状
今は郵貯に現金を預けていてもお金が増えない時代です。
しかし、過去をさかのぼって調べると、1970年代における郵貯の利息は下記の通りでした。(利息=銀行などにお金を預けると何をしなくても銀行から受け取れるお金)
普通預金 利息 4.30% 100万円をあずけると、1年間で 104万3000円になる
定期預金 利息 7.50% 100万円をあずけると、1年間で 107万5000円になる
お金を預けるだけ、ほぼノーリスクで1年間で何万円も資産が増えるってすごい!!
高度経済成長期を生きた方々が羨ましい限りです。。泣
現在の郵貯における利息はというと・・・
普通預金 0.001% 100万円をあずけると、1年間で 100万10円になる
定期預金 0.010% 100万円をあずけると、1年間で 100万100円になる
驚愕の数字ですよね。100円だとポッキーひと箱も買えません。
そうなんです、今はお金を銀行に預けていても過去ほどのメリットがありません。
ですので、現代は積極的に資産運用をしていく事で、自らの将来を守っていく必要がある時代です。
でも、どうやって資産運用したらいいかわからない・・
という方にも、資産運用の方法を簡単に解説しますのでご安心ください。
先ずは、どんな投資の種類があるのかを次の章で簡単に解説します。
投資の種類
投資には様々な種類があり、リスク・リターンも多種多様です。
下記に主な投資対象11個を簡単に解説します。
ここではリスク・リターンと簡単な特徴だけを紹介します。
各投資対象の定義に関しては、グーグルでお調べください。
投資対象 | リターン | リスク | 特徴 |
株式投資 | ★★★★★ | ★★★★★ | 価格の変動が大きいため、リスクは大きいがリターンも大きい。 |
個人向け国債 | ★☆☆☆☆ | ★☆☆☆☆ | リスクがほぼなく、安全に資産を増やすことができる。 銀行預金より利率が高いもので運用したい人向け。 |
個人向け社債 | ★★☆☆☆ | ★★☆☆☆ | リスクが少なく、満期まで保有すれば決まった利息が受け取れる。 個人向け国債よりは、もう少しリターンを得たい人向け。 |
投資信託 | ★★★☆☆ | ★★★☆☆ | 国内・国外問わず様々な金融商品の中から選択可能。 プロに運用を任せられるが手数料がかかる事がデメリット。 |
不動産投資 | ★★★★☆ | ★★★☆☆ | 安定した家賃収入があり、将来の不労所得や年金対策になる。 また、生命保険代わりや節税効果などメリットは多い。ただし、換金性は低い。 |
REIT | ★★★☆☆ | ★★★☆☆ | 少額から行える不動産投資。 リスクも低めで、高利回りの投資商品であるため、個人投資家から人気。 |
iDeCo 個人型確定拠出年金 | ★★☆☆☆ | ★☆☆☆☆ | 毎月一定額の拠出を行い、60歳以降に年金や一時金として受け取る制度。 様々な税制優遇がある。 |
仮想通貨 | ★★★★★ | ★★★★★ | デジタル通貨の第一世代ともいえる存在 短期間で価値が何倍にもなりえる反面、大きく下落するリスクもある。 |
金 | ★★★☆☆ | ★★★☆☆ | 世界で価値が共通の投資対象。 鉱物なので存在量に限りがあり無価値になることはないが 預貯金や株式と違い、利息や配当を生まないのがデメリット |
FX 外国為替取引 | ★★★★☆ | ★★★★☆ | レバレッジがかけられるので少ない資金で大きな投資ができる。 大きな利益を得られる可能性が高い反面、大損失を生む可能性もある。 |
ETF 上場投資信託 | ★★★☆☆ | ★★★☆☆ | 投資信託そのものが上場されたもの。 いつでも取引可能で、手数料も比較的低め。 |
その中でも特におススメしたいのが、投資信託やETFといったインデックス投資です。
インデックス投資とは、 特定の指数、例えば日経平均株価や東証株価指数(TOPIX)等の動きに連動する運用成果をめざすことです。
要は日経平均株価が5%上がれば、資産運用会社が販売している投資信託やETFも5%の利益が出るような仕組みです。
特に僕のようにサラリーマンをしている時間のない方におススメです。
株に投資している場合は、株価の変動を常にチェックしておかないといけません。
しかし、ここで紹介するインデックス投資は月に一度積み立て投資をするだけなので、ずっと値動きをチェックしておく必要がありません。
インデックス投資とは?
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インデックス投資とは、日経平均やTOPIX、S&P500、ダウ平均のような株価指数(インデックス)と同じ値動きを目指す投資方法のことです。
現在、世界には1万種類以上のインデックスがあり、日経平均のような株式の市場動向を示すインデックス以外にも、債券、不動産、商品などの市場動向を示すインデックスもあります。
インデックスでは投資では、個別の銘柄に投資をするのではなく、多数の銘柄が一つになったパッケージ商品に投資をするイメージです。
もし1つの会社の株に集中して投資をしていると、その会社が倒産した際は株券が紙切れになってしまいます。(今は株券はなく、デジタル化されています)
しかし、インデックス投資では様々な銘柄が入ったパッケージに投資をするので、実質的には分散投資ができて、リスクを軽減していることになるのが大きなメリットです。
また、どの株を買ったらいいかを分析する必要がないので、特に僕のような投資初心者の方におススメです。
僕がインデックス積み立て投資を始めたきっかけ
インデックスの積み立て投資を始めたきっかけは、1冊の本でした。
この本を一冊読むだけで、今日からでも簡単に資産運用を始めることができます。
僕自身も、投資の知識がなかったころは株はリスクが高いなあ・・
株のトレーダーのように専業じゃないので、時間がないなあ・・
と先入観を持っていて、資産運用という行動に移すことができませんでした。
しかし、この本を読んでインデックス投資の内容を理解し、個別銘柄(トヨタなど特定の会社)の株式投資よりもインデックス投資はリスクが少なく、日経平均などの株価とほぼ連動するので安心できると感じ投資を始めました。
次の章では「お金は寝かして増やしなさい」で学べる内容を要約しています。
「お金は寝かして増やしなさい」の要約
第1章 金融のド素人でもプロと互角以上に戦えるインデックス投資
インデックス投資の一番の特徴は少額から投資ができるので、参入障壁が低いことです。
日本では100円からでも投資ができる商品もあります。
インデックス投資では、個人で投資しにくい国や地域にも分散投資ができてリスクを分散することができます。
投資信託は大きく分けて、「インデックスファンド」と「アクティブファンド」の2種類に分類されます。
インデックスファンドは日経平均株価などに連動する資産運用を目指す方法
一方アクティブファンドはインデックスファンドを上回る成果が得られるように、専門家が投資先や売買のタイミングを判断して運用する投資信託。
2つのファンドの利回りを比べた場合、日本ではインデックスファンドが70-80%、アメリカでは90%の勝率というデータがあります。
つまり、毎月積み立ててインデックスファンドに投資をすることで、かなりの確率で証券会社の専門家たちに任せるより利回りがいいという結果が出ています。
第2章 寝かせて増やす インデックス投資の実践法
この章では投資を始める前の注意点が説明されています。
1.インデックス投資を始める前に、先ずは自分と家族を守る2年間の生活防衛資金をためること
2.自分がどの程度の投資リスクを許容できるかを理解すること
3.分散投資によるリスクの軽減と、そのリスクを数値で計算する方法
最後に、準備から実践への具体的なインデックス投資の銘柄が紹介されています
第3章 おすすめの金融機関&口座開設の手順
インデックス投資に最適な金融機関として、楽天証券とSBI証券が紹介され、口座の開設方法も詳しく説明されています。
また、この章ではNISAやiDeCoによる資産運用の方法とそのメリットも解説されています。
第4章 始めるのはカンタンだけど続けるのは意外と難しい
この章では、投資における損失の不安を取り除くインデックスファンドの具体的な成果が、例を用いて紹介されています。
また、雪だるま式に資産が増えると言われる「複利」の定義が、実際の例を用いてわかりやすく解説されています。
第5章 涙と苦労のインデックス投資家15年実践記
ここでは主人公が郵政民営化やリーマンショックなどの出来事を経験し、その出来事が影響して資産がどのように変動するかが描かれています。
実際に自分が投資をしている様な気分になれる興味深い一章です。
第6章 貴重情報! インデックスの終わらせ方
最終章ではインデックス投資の出口戦略が解説されています。
年齢と共にリスクを低くし、インデックス投資よりもリスクの低い投資対象を運用したり、インデックス投資の引き出すタイミングに関して詳しく説明されています。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
資産運用は何からしたらいいかわからない。。僕も過去はその一人でした。
しかし、この本を読んでそれを実践することで2019年度の運用資産は、5.2%のプラスでした。
毎日仕事があるので株式をトレードする時間もないのですが、毎月お金を積み立てるだけで資産が5.2%も増えたのは、いかにインデックス投資が優れているかということを証明していますね!
投資の知識がない方も、この1冊を読めば資産運用がスタートできますよ。
もちろん投資にリスクはつきものなので、ご自身の判断で無理のない資産運用をしましょう。
それではよい一日を!
この記事で紹介した本
お金は寝かせて増やしなさい | 著者 水瀬ケンイチ| フォレスト出版株式会社
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